人も言葉も変わる
言語は、毎日使われ続け変わり続けています。
英語も長い歴史の中で変化しています。
それは、古英語から中英語から近代英語から現代英語へ
古英語は、5世紀から11世紀中頃まで
中英語は、11世紀から15世紀頃まで
近代英語は、16世紀から19世紀まで
現代英語は、20世紀以降
そして、今も変わり続けてる
それでは、11世紀から15世紀頃の中英語の例を見ていきましょう!!
この頃にノルマン・コンクエストによってフランス語からの影響を強く受け変化していった。
1066年のノルマン・コンクエスト(The Norman Conquest of England)とは、
北部のフランスからきたノルマン人によってイングランドを侵略されるノルマン征服のことをいう。
中英語のVocabulary
この頃に入ったフランス語の語彙は、今も使われ続けています。
フランス語は政府機関の言語として使われていました。よって、以下のような語彙もあります。
FRENCH: administer, attorney, chancellor, country, court, crime, judge, jury, noble, royal
しかし、Synonyms(類義語)をさけるために、語彙の意味を変え違いをつくったケースもあります。
例えば、
(1) beef(牛肉), mutton,(羊肉) pork(豚肉), veal(食用子牛)
(2)cow(雌牛), sheep(羊), pig(ブタ), calf(子牛)
(1)と(2)はもともと同じ意味をもっていました。前者のグループがフランス語、後者のグループが古英語。
同じ意味をもっていても便利性がないため意味が変わっていきました。
フランス語は、主に食卓に並ぶような食べ物
英語は、自然や牧場などにいる動物
古英語から中英語にかけ英語は変わり、
そして今も変わり続けています
参考文献
Linguistics for Everyone: An Introduction
Written by Kiriyone