株: 「株のメリット」

「株のメリット」について簡潔に書きたいと思います。

 
1. 「配当」
 株を持っているだけでお金が入る。配当とは、株主への利益還元策のひとつ。もしも株を発行した会社が利益を上げれば、その利益を株主に分配する。利益が増加すると分配額も増加し、逆に利益が減少すると分配額も減少します。
 
 株と聞いて、私たちが想像するのは「キャピタルゲイン」です。キャピタルゲインとは、株を売り買いすることに発生した差益のこと。このような投資手法では、「安くで買って高くで売る」が鉄則。
 
3. 「優待」
 「配当」と同様に、「優待」も利益還元策のひとつです。優待の場合、お金で利益還元するのではなく、自社サービスや製品を提供する制度です。
 
例: 「エイベックス」株主限定CD
 
 
4. 「経営参加」
 株主は、株主総会において事業方針の決定の時に議決権を行使することができる。しかし保有株数によって権利の強さに差が生まれる。
 
 発行済みの株式数を増加させることにより、株価が安くなる。結果、多くの投資家が買い求め易くなる。また会社としては、時価総額(株価×発行済株式数)が上がり信用度が向上する。銀行などから借り入れする際に優位に立つ。
 
 
参考: 東京大学株式投資クラブAgents (2015) 「東大生が書いた世界一やさしい株の教科書」